InDesignの[タブ]パレットの使い方はQuarkXPressとほとんど同じですが、便利な機能がいくつかありますので、ご紹介したいと思います。
下図のテキストフレームにタブを適用したいのですが、[タブ]パレットが重なってテキストが見にくくなっています。
こんな時はマウスで[タブ]パレットを移動させなくても、赤丸の磁石の形のアイコンをクリックするだけで[タブ]パレットがテキストフレームにぴったりと揃うのです(下図参照)。これは以外と便利です。
また、[繰り返し]という機能もあります(下図参照)。
図のように[タブ]を1つ以上設定して、その[タブ]を選択した状態で[繰り返し]を選択すると……。
選択した[タブ]と[左インデント]又はその前の[タブ]と同じ間隔で複数の[タブ]を一気に作ってくれます。表などでは、以外とタブ間隔は同じで作成する事も多いので、非常にありがたい機能です。
その他にも、赤い枠で囲った▲のマーク(インデントマーカー)を動かすことによって、インデントを設定する事もできます。下にインデントマーカーを3つのパターンで動かして試してみましたので、ご覧下さい。
上の▲マークが1行目のインデントで、下の▲マークが1行目以外の段落全体のインデントです。
また、コンテキストメニューの[特殊文字挿入]→[右インデントタブ]を使用すると、[右インデントタブ]に続くすべてのテキストをフレームの右端又は最下部に揃えます。
(補足)
リーダーボックスには、8文字までのパターンを入力できます。