2001年8月3日に名古屋でAdobeのセミナーが行われ、その中で東京リスマチックの方の話がありましたので、少しご紹介させていただきます。
まずはトンボについてです。トンボにはいくつか種類がありますが、東京リスマチックでは[丸付きセンタートンボ]で出力しているとの事です。他のトンボを使用しないのであれば、[システムフォルダ]→[アプリケーションサポート]→[Adobe]→[PrintSpt]の中の使わないトンボをフォルダの外にだせば、使用できなくなるそうです。又、[線幅]はデフォルトで0.2mmですが、これでは少し太いので0.1mmを使用しているそうです。
次に[プリプレスファイル]についてですが、[ファイル]→[データ書き出し]ダイアログの[プリプレスファイル]とは、PSファイルの事で[データ書き出し]を使った場合は、PPDファイルやドライバーを経由しないので、ブレーンで使い易いPSファイルを書き出せるそうです。実際にFACILISの最新版3.6で面付けのデモを行っていました。
実際に出力データを渡す場合は、[ファイル]→[プリフライト]で問題がないかチェックし、[パッケージ]でファイルを収集するとよいようです。又、必要な指示は[印刷の指示]ダイアログに書き込みましょう(流れは下図を参照して下さい)。
[パッケージ]が終了すると下図のようなフォルダが作成されます。
ちなみに、[パッケージ]で収集されるフォントは欧文フォントのみで、Adobeの欧文フォントに関しては、出力や印刷目的でのコピーは大丈夫との事でした(ただし、合成フォントで使用した欧文フォントは収集されないようです)。
又、配置した画像にリンクされた画像も収集されませんので、ご注意下さい。