行頭に中黒(u+30FB)を使用するような場合、「・」をもう少し大きめのものを使用したいケースがあります(下図)。
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しかし、u+25CFの「●」では大きすぎますよね(下図)。
![](https://study-room.info/archives/004/201802/85a0a36b56a4e20664feb236d491efd3.png)
そのため、使いたいサイズの「・」を使用する際には[字形]パネルから異体字を選択している方もいるかもしれません(下図)。
![](https://study-room.info/archives/004/201802/4d0c34767dc25f54f8950fc54acdf04a.png)
しかし、「・」に対して[線幅]を指定することで、使いたい大きさの「・」を自由に設定することが可能です。
![](https://study-room.info/archives/004/201802/144923bd31280ed5e3f599bd25e02b4a.png)
上図は、上から[線幅]を0mm、0.1mm、0.2mm、0.3mmに設定したものです。つまり、[線幅]のサイズによって「・」の大きさを自由にコントロールできるというわけです。
この設定を文字スタイルとして登録し、さらに正規表現スタイルとして設定すれば、段落に対して一気に適用することができます。ちなみに、(文中の中黒には適用せず)行頭の中黒だけに対して文字スタイルを適用したい場合には、正規表現を「^・」と記述します(下図)。
![](https://study-room.info/archives/004/201802/c00b92d2887dd4924faac42d1c2e6cd4.png)
※この方法は、日経印刷株式会社の戸田様に教えていただきました。
ありがとうございました。