今回は、タブ組みで下図のように三点リーダーを使用した場合の動きについて見ていきたいと思います。下図は12Qのテキストを使用し、[リーダー]に三点リーダーを設定したものです。タブの[位置]は18mmに設定してあるので、三点リーダーとテキストにはアキが生じていません。
次に[位置]を19mmに変更しました。すると三点リーダーとテキストの間には1mmのアキが生じます。つまり[位置]には、12Q(3mm)の倍数を指定しないとアキが生じるわけです。
次にタブの[位置]を20mmにし、[インデント]を2mmに設定してみました。20-2=18で3の倍数に設定しましたが、結果は下図のとおりになりました。三点リーダーとテキストの間にはアキが生じています。
つまり、タブ組みでリーダーを設定した場合の考え方は、
まず下図のように三点リーダーが設定され、続いてその上にテキストが乗ると考えるとわかりやすいと思います。テキストが三点リーダーにかかると、その部分の三点リーダーは消えるわけです。インデントを設定しても、三点リーダーの位置は変わらず、上に乗るテキストの位置だけが変わるわけです。そのため、インデントを2mmに設定した場合は、三点リーダーとテキストの間に2mmのアキが生じることになるわけです。