テキストの回り込みにも、いくつかの改善点が見られます。
まず、非表示レイヤー上のオブジェクトに設定した回り込みを無効にすることが可能となりました。レイヤーをダブルクリックすると、[レイヤーオプション]ダイアログが開きますので、「レイヤーの非表示でテキストの回り込みを無効にする」にチェックを入れればOKです(下図)。
また、2.0ではオブジェクトが前面にあろうと、背面にあろうと回り込みが適用されましたが、前面にあるオブジェクトに対してだけ回り込みが適用できるようになりました。設定は[環境設定]の[組版]で行うことができます(下図)。
なお、デフォルトではここにチェックは入っていませんが、QuarkXPressのドキュメントをコンバートした場合には、このチェックが入った状態でコンバートされます。