InDesign 2022までは、インデントを適用したテキストに回り込みを適用すると、インデントが思うように反映されませんでした(下図)。
Illustrator 2023では、環境設定の[組版]に[テキストの回り込みに加え、テキストインデントを維持]という項目が追加されました(下図)。
[テキストの回り込みに加え、テキストインデントを維持]は、デフォルトではオンになっており、テキストのインデントが反映されるように改善されています。
ただし、InDesign 2022までのドキュメントをInDesign 2023で開いても、過去のドキュメントの状態を保持するため、インデントは反映されません(ドキュメントの見た目は変わりません)。これは、環境設定の[組版]にある[テキストの回り込みに加え、テキストインデントを維持]がオフでドキュメントが表示されるためです。オンにすることで、インデントを反映させることが可能です。