QuarkXPressでは、設定で「タイプセッティング」と「ワードプロセッシング」を切り変えて使用することができます(下図参照)が、デフォルトでは「タイプセッティング」になっているので、そのまま使用している方が多いと思います(私もそうです)。
![](https://study-room.info/archives/001/201004/4bda5d17ed7c6.gif)
ちなみに下図のAが「タイプセッティング」で、Bが「ワードプロセッシング」です。
![](https://study-room.info/archives/001/201004/4bda5d180f501.gif)
どちらも同じ行送りであれば問題なさそうですが、実際はちょっと違うようです。
InDesignでは「ワードプロセッシング」が採用されているそうなので、QuarkXPressとInDesignで実際に試してみました。
下図は本文13Q/21Hで、見出し部分のみ20Q/21Hで組んだQuarkのデータです。
![](https://study-room.info/archives/001/201004/4bda5d181b850.gif)
下図は同じ設定でInDesignで組んだものです。
![](https://study-room.info/archives/001/201004/4bda5d1827ba0.gif)
見出し部分の位置があきらかに違います。ご覧のようにQuarkXPressとInDesignでは違った文字組みがなされますのでご注意下さい。
また、試しに上のQuarkXPressで組んだデータ(タイプセッティング)をInDesignで開いてみたものが下図です。
![](https://study-room.info/archives/001/201004/4bda5d1833ef0.gif)
タイプセッティングで組まれたものが、ワードプロセッシングになってしまったのがわかります。QuarkXPressで組んだものをInDesignで開いた場合、注意すべき点がいろいろとあるようです。