InDesignには、テキストを配置する場合に「半自動流し込み」や「自動流し込み」といった便利な機能が用意されていますが(詳細はStudy Room 1.0J No.23参照)、「自動流し込み」を行う場合には注意が必要です。
まず下図のように、配置したテキストに見出し等を設定したフレームがあるとします。
見ていただくとわかるように、このフレームにはあふれているテキストがあります。あふれているテキストを配置するために、フレームのアウトポートをクリックし、新しくフレームを作るわけですが、この時にshiftキーを押しながら「自動流し込み」を行うとせっかく設定してある見出し等の設定がなくなってしまうのです(下図参照)。
なお、option(Windowsではalt)キーを押しながらの「半自動流し込み」では、この現象は起こりません。