最後に[検索と置換]の[オブジェクト]を見ていきたいと思います(下図)。
[オブジェクト]タブでは、オブジェクトに設定されたさまざまな属性の検索や置換が可能です。例えば、ドロップシャドウが適用されたオブジェクトを検索したいようなケースでは、「検索オブジェクト形式:」に「ドロップシャドウ:オン」と指定します。
※ここでは、あらかじめクエリに登録されている「ドロップシャドウ」を選択してみました。
上図はこのケースでの[検索オブジェクト形式オプション]ダイアログです。「ドロップシャドウ」が「オン」になっており、特に距離やオフセットまでは指定されていません。こうすることで「ドロップシャドウ」が適用されたオブジェクトすべてを検索できるわけです。
[検索オブジェクト形式オプション]ダイアログを見ていただくと分かると思いますが、塗りや線の設定だけではなく、効果をはじめさまざまな属性の検索と置換が可能となっています。CS3では、これまで不可能だったさまざまな検索と置換が実現できます。