文字列を検索したり、置換したりする際には[検索と置換]ダイアログを使用しますが、ショートカットキーを使用することで、[検索文字列]と[置換文字列]に素早く単語を入力することが可能です。
例えば、下図のケースで「意地」という文字列を検索したい場合、[検索文字列]に「意地」と直接入力するか、あるいは「意地」という文字列をコピーした後、[検索文字列]にペーストする方が多いと思います。
![](https://study-room.info/archives/004/201902/2bd0fec592c8c2dce01ea3fd1a5f6fb8.png)
しかし、ショートカットキーを使用することで、選択している文字列を素早く[検索文字列]にペーストできます。まず、目的の文字列を選択した状態で【command+F1(WindowsはControl+F1)】を押します。すると、選択していた文字列が[検索文字列]にペーストされます(下図)。
![](https://study-room.info/archives/004/201902/eb50490be24203e601ec98746d247488.png)
同様に[置換文字列]にペーストしたい場合には、目的の文字列を選択した状態で【command+F2(WindowsはControl+F2)】を押します(下図)。
![](https://study-room.info/archives/004/201902/5ae50dd59702dfede05d2d4fcae48f97.png)
なお、ショートカットキーがOSの機能とバッティングしているケースでは、うまく動作しません。そのような場合には、必要に応じてOS側のショートカットキーをオフにしておくと良いでしょう(下図)。
![](https://study-room.info/archives/004/201902/1e72ea3ac7ac31bf3b4c0cf855e3deb4.png)
なお、【shift+F2】を実行すると[次を検索]、【shift+F3】を実行すると[テキストを置換して次を検索]を実行できます。これらのショートカットは、[検索と置換]ダイアログを表示せずに実行できます。