InDesign CSでは[データ書き出し]から[HTML]の項目がなくなり、[ファイル]メニューに[GoLiveパッケージ]が追加されました。これはGoLive用にデータを書き出す機能で、InDesignで作成したドキュメントをWebで再利用するための機能です。
ドキュメントを開いた状態で[GoLiveパッケージ]を選択すると、下図のようなダイアログが表示されます。
名前と保存場所を設定し、[保存]ボタンをクリックすると、下図のようなダイアログが表示されます。
ここで[パッケージ]をクリックするとパッケージが始まりますが、この時、[表示方法]に「Adobe GoLive CS」を選択し、[完了後にパッケージを表示]にチェックを入れておくと、パッケージ終了後にGoLive CSが立ち上がります。
GoLiveが立ち上がると、上図のようにInDesign上のレイアウト通りに表示するビューワが表示されます。
あとはGoLiveのドキュメントにパーツ(画像やテキスト)をドラッグ&ドロップしてコンテンツを作成していきます。
なお、[GoLiveパッケージ]を使用して作成したものは、InDesignとリンクを保っており、InDesign上での変更はGoLiveにも反映されます。また、GoLive上で画像サイズを変更した場合には、オリジナルの画像から最適化された画像が再度書き出されるため、わざわざ手動でWeb用に画像を作成し直す必要がなく便利です。