InDesign 1.0Jでは[字形]パレットから適用した異体字を[検索/置換]を利用して検索すると、その親文字にしかヒットしませんでした(Study Room 1.0J No.73参照)。ところが2.0Jでは「高」で検索すると「高<9AD8>」のみがヒットし、「はしご高」で検索すると「はしご高<9AD9>」のみがヒットするようになりました。
では「餃」という字はどうでしょうか。「餃」という字には上図のように「食へんの餃」という異体字があります。ところがこの2つの文字のユニコード番号はどちらも<9903>です。この場合には、「餃」という字を検索すると、どちらの字もヒットしてしまいます。
ユニコード番号の違う字を別々に検索できるようになったのはありがたいのですが、ユニコード番号の同じ字の場合は、やはり親文字にヒットしてしまうようです。