それでは、2の「テキストファイルをドラッグ&ドロップ」で配置する方法を考えてみます。
ドラッグ&ドロップでテキストを配置する場合、テキスト配置のダイアログは出てきません。ではどういった形でテキストが配置されるのか試した所、[ファイル]→[配置]で使用した前回の設定が引き継がれるようです。思わぬ形でテキストが配置されないよう、初めは[ファイル]→[配置]を使用し、2回目からドラッグ&ドロップを使用したほうがいいでしょう。
今回も既に作成してあるフレームにドラッグ&ドロップする場合と、何もフレームのない所にドラッグ&ドロップする場合の2つに分けて考えました。
作成済フレームにドラッグ&ドロップする場合
[文字グリッドの適用]がオフの状態の時は、フレームグリッド・テキストフレームとも、何も選択していない時の[文字]パレットや[段落]パレットの属性で配置されます。
[文字グリッドの適用]がオンの時は、フレームグリッドでは[フレームグリッド設定]の設定で配置され、テキストフレームでは何も選択していない時の[文字]パレットや[段落]パレットの属性で配置されます。
フレームのない所にドラッグ&ドロップする場合
すべてテキストフレームで配置され、横組みの時は左・右・下面が、縦組みの時は上・下・左面がマージンガイドや段落ガイド・レイアウトグリッドなどにグリッドされます。
又、[文字グリッドの適用]がオンであってもオフであっても、何も選択していない時の[文字]パレットや[段落]パレットの属性で配置されます。
ただし、マージンの外側にドラッグ&ドロップするとページをはみだして配置される等、変な配置がされますのでご注意下さい。
(修正とお詫び 2001.7.28)
Study Room 1.0J No.23と同様、間違いを発見しましたので、訂正してお詫びさせていただきます。
(フレームのない所にドラッグ&ドロップする場合)の記述で、すべてテキストフレームで配置されると書きましたが、実際にはNo.23での間違いと同様、[書式]→[ストーリー]の設定が関係しているようです。[ストーリー]パレットの[フレームの種類]が[テキストフレーム]の時は、テキストフレームが作られ、[フレームグリッド]の時は、フレームグリッドが作られます。