InDesign CSでは、サロゲートペアに対応しました。サロゲートペアとは、簡単に言うと、2文字分で1文字をあらわすものです。U+D800からU+DBFFまでの文字を上位サロゲート、U+DC00からU+DFFFまでの文字を下位サロゲートとして、2つの文字を組み合わせて表します(私もあまり詳しくないので、興味のある方はGoogleなどで検索してみて下さい)。
サロゲートペアであらわされる文字には「つち吉」[ユニコード番号20BB7(D842+DFB7)]などがあります。例えば、Mac OS X付属のテキストエディットで「つち吉」を入力します(下図)。
これをInDesign 2.0にペーストすると、下図のように不明な2文字としてペーストされます。
しかし、これをInDesign CSにペーストすれば、ちゃんと「つち吉」としてペーストすることができるようになりました(下図)。