InDesign 2020(バージョン15.1)で「レビュー用に共有」という機能が追加されました(詳細はInDesign 2020(バージョン16.0)「No.09 レビュー用に共有」を参照)。この機能を利用すると、ブラウザで注釈が付けられますが、InDesign CC 2021では、この注釈の機能が向上しています。
InDesign 2020(バージョン15.1)では、[ピン留めする]と[シェイプを描く]という2つの注釈ツールが用意されていましたが、InDesign 2021(バージョン16.0)では、[テキストをハイライト][テキストに打ち消し線を引く][テキストを置換]の3つの注釈ツールが追加されています(下図)。なお、これら注釈ツールの基本的な使い方は、Acrobatと同じです。