InDesignには、様々なグリッドやガイドが用意されています。
グリッド
- レイアウトグリッド
- ドキュメントグリッド
- ベースライングリッド
- フレームグリッド
ガイド
- マージンガイド
- 段組ガイド
- 定規ガイド
中でも、定規ガイドは大変使い易くなっています。その他のグリッドやガイドは実際に試してもらうとして、定規ガイドについて見てみましょう。
InDesignでは他のアプリケーション同様、定規からドラッグしてガイドを引きますが、［変形］パレットで数値入力することにより思った位置に正確にガイドを引くことができます。又、［option＋command＋;（Windowsはalt＋Ctrl＋;）］でガイドをロックしたり、ロックを解除したりすることもできます。
［レイアウト］→［定規ガイド］を選択すれば、個々のガイドの表示倍率や色も変更できます（下図参照）。
［レイアウト］→［ガイドを作成］を選択すると段組用の等間隔のガイドも引くことができます（下図参照）。
つまり、ガイドはオブジェクトのように扱うことができるのです。ですから［編集］→［繰り返し複製］などで等間隔にガイドを複製したり（下図参照）、レイヤーごとに分けてガイドを作成することもできるのです。
（補足）
ガイドは、ペーストボード内にドラッグすると「ページガイド」になり、ペーストボードの外又はcommand（WindowsはCtrl）キーを押しながらドラッグすると「スプレッドガイド」になります。
水平ガイドと垂直ガイドを一度に作成する場合は、command（WindowsはCtrl）キーを押しながら定規の交点からドラッグします。
