重なったオブジェクトがある場合、背面のオブジェクトを選択するには、選択ツールでcommand(WindowsはCtrl)キーを押しながらクリックする事により、順に背面のオブジェクトを選択できます。しかし他のツールを選択している場合でも、ショートカットを使用する事により、背面オブジェクトの選択が可能です。
たとえば上図のように最前面のイエローのオブジェクトが選択されていて、選択ツール以外のツール(上図ではペンツール)を選んでいる場合でも、【command+option+[(WindowsはCtrl+alt+[)】で順に背面のオブジェクトを選択する事ができます。
ただし【command(WindowsはCtrl)+クリック】とは動作が少々違うのでご注意下さい。
【command(WindowsはCtrl)+クリック】がマウスポイタの下にあるオブジェクトのみを順に選択していくのに対して、
【command+option+[(WindowsはCtrl+alt+[)】は背面のオブジェクトを順に選択していきます。つまり重なったオブジェクトではなく、作成したオブジェクト全てを順に選択していくのです。ですからマウスポイタンは目的のオブジェクトの上になくても選択する事ができます。
command+option+[(WindowsはCtrl+alt+[):現在選択されているオブジェクトの背面オブジェクトを順次選択する
command+option+](WindowsはCtrl+alt+]):現在選択されているオブジェクトの前面オブジェクトを順次選択する
command+shift+option+[(WindowsはCtrl+shift+[):最背面オブジェクトを選択する
command+shift+option+](WindowsはCtrl+shift+]):最前面オブジェクトを選択する