2017年10月16日に、Capture CCのバージョン3.0.1のアップデートが配布されました。このアップデートでは、[文字]と[マテリアル]の機能が追加されました。
[文字]の機能では、キャプチャした画像のテキストを分析して Typekitフォントの中から最適な候補を探し出し、CCライブラリに文字スタイルとして保存して、Adobeのデスクトップアプリで使用できます。
[マテリアル]の機能では、さまざま画像からマテリアルテクスチャを生成することができます。作成したマテリアルは、CCライブラリを経由してAdobe Dimensionsで使用できます。
ここでは、[文字]の機能を試してみましょう。まず、Capture CCを起動したら、[文字]をタップし(下図赤枠部分)、下の「+」ボタンをタップします。
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カメラが起動するので、読み取りたいテキストを青い線の上に揃え、下のボタンをタップします(下図)。もちろん、カメラロールやAdobe Stockの画像を指定することもできます。
![](https://study-room.info/archives/004/201710/adb2f3a5d907983080b1e7637403a3f2.png)
テキスト部分が青い枠で囲われるので、必要な部分が枠内に入るようにサイズを調整し、下のボタンをタップします(下図)。
![](https://study-room.info/archives/004/201710/1f8855e78d61202e0fd9be71e499cb3e.png)
読み込んだテキスト画像を元に、 Typekitフォントの中から最適な候補をいくつか表示してくれるので、より目的のフォントに近い候補を選択して、右上の[保存]ボタンをタップします(下図)。
なお、このサンプルにはTypekitフォントにある「Bebas Neue Regular」を使用していましたが、ドンピシャで候補を選び出してくれました。
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[保存]の画面に移動するので、名前や保存先を指定して、下の[保存]ボタンをタップします(下図)。
![](https://study-room.info/archives/004/201710/8c2d476878b991f39fdcfd82c67a77bc.png)
この文字スタイルは、CCライブラリに保存されるので、Adobeのアプリケーションで使用することが可能になります(下図)。
![](https://study-room.info/archives/004/201710/e7b33fec1ad04062f26f8808c8bec30c.png)
なお、Typekitフォントにないフォントをキャプチャした場合には、似たフォントの候補が表示されます。下図は、新ゴRをキャプチャしたものです。また、和文フォントには対応していません。
![](https://study-room.info/archives/004/201710/bd388085d1912f5524cdbd4e08f66777.png)