2016年6月21日のアップデートに合わせ、Adobe Stockも大きく使い勝手が向上しました。
Adobe Stockのサイトも新しくなり、新しく「プレミアムコレクション」が追加されています。「プレミアムコレクション」とは、世界のトップアーティストが提供する高品質な画像ライブラリで、現時点で10万点以上の素材が提供されているそうです(Adobe Stock自体には、現時点で5,500万点以上のロイヤリティフリー画像が用意されています)。
なお、単品での購入となり(プランとしての購入はできません)、金額も現時点で11,780〜58,980円となっています。
Creative Cloudとの連携も強化されています。例えば、Adobe Stockのサイト内で画像を検索し、試しに使用したとしましょう。これまでであれば、一度、画像を自分のCC Librariesにダウンロードしてから使用していたと思いますが、Adobe Stockから直接指定したアプリケーションで開くことが可能になりました。ここでは、Photoshopを指定して[アプリでプレビューを開く]を実行してみます(下図)。
※ライブラリ名が一部文字化けしていますが、現在修正中とのことでした。
すると、自動的にPhotoshopがたちあがり、指定した画像が表示されます(下図)。
また、検索の機能も強化されています。画面左上にある検索フィールド右横のアイコンをクリックすると、詳細な絞り込み検索が可能となります(下図)。
[価格]の安い/高い、[人物]を含まない/含む、[方向]、[カラー]、[セーフサーチ]といった指定で絞り込みができます。
さらに、コントリビューター向けのポータルサイト(https://stock.adobe.com/jp/contributor)がスタートしました(下図)。ここでは、自分の作品(画像)をAdobe StockとFotolia.comで販売することができます。
なお、Adobe StockやBridge CC、Lightroom CCから直接提供素材をアップロード可能になるそうで、近日提供開始予定となっています。
(追記 2016.07.04)
ライブラリ名の文字化けの件は、2016年6月25日に解消されたようです。