2015.2リリース(11.2.0.99ビルド)のアップデートにより、[CC Libraries]パネルも機能強化されました。
まず、見て分かるとおり、検索フィールドが追加されています(下図)。
ここでは、ポップアップメニューから「Adobe Stock」「現在のライブラリ」「すべてのライブラリ」を選択可能になっており、それぞれ選択した場所の内部を検索できます。例えば、「Adobe Stock」を選択している場合に、任意のワードで検索をすると、わざわざブラウザに切り替えることなく、[CC Libraries]パネル内に検索した画像を表示し、使用することができます(下図)。
また、カラーテーマをスウォッチとして保存する機能も追加されました(下図)。
目的のカラーテーマ上で、コンテキストメニューを表示させ、[スウォッチに追加]あるいは[スウォッチにテーマを追加]のいずれかを選択します。
[スウォッチに追加]を選択した場合には、マウスポインタをマウスオーバーさせたカラー1色のみ、[スウォッチにテーマを追加]を選択した場合には、そのカラーテーマのカラーすべてが[スウォッチ]パネルにグループとして追加されます。
下図の「A」が[スウォッチに追加]を実行した場合、「B」が[スウォッチにテーマを追加]を実行した場合です。
なお、Adobe Capture CCで作成したカラーテーマはRGBになっているので、[スウォッチ]パネルに追加されるスウォッチもRGBのままです。カラーテーマをCMYKとしてスウォッチに登録したい場合には、[Adobe Colorテーマ]パネルの使用がお勧めです。詳細は、Creative Cloud『No.07 Adobe Capture CC(COLORS)』を参照してください。
また、[スウォッチ]パネルから、直接、スウォッチを[CC Libraries]パネルに追加することも可能となっています。
[スウォッチ]パネル上で、[CC Libraries]パネルに追加したいスウォッチ、あるいはスウォッチのグループを選択し、[現在のCCライブラリに選択したスウォッチを追加]ボタンをクリックします(下図)。
すると、選択していたスウォッチが[CC Libraries]パネルに「カラー」として追加されます(下図)。
同様に、[段落]パネルや[文字]パネルから、段落スタイル、文字スタイルを[CC Libraries]パネルに追加することも可能となっています(下図)。
逆に[CC Libraries]パネルから段落スタイルや文字スタイルを、[段落]パネル、[文字]パネルに追加することも可能です。この場合、目的のスタイルを選択(複数選択してもOK)し、コンテキストメニューから[段落スタイルに追加]あるいは[文字スタイルに追加]を実行します(下図)。