2015.2リリース(11.2.0.99ビルド)のアップデートにより、タッチインターフェイスの機能が追加されました。この機能は、Surface Pro等のようなデバイスで、キーボードを外した時にタブレットモードで動作するという機能です。既にIllustratorには搭載されていた機能ですが、今回のアップデートで、InDesignやPhotoshop、Lightroom、Premiere Pro、After Effectsの各CCデスクトップアプリにもタッチインターフェイスが搭載されました。
では、実際にSurface Pro 3を使用して実行してみましょう。
まず、InDesignを起動します。すると下図のようなインターフェイスを確認できます(まだ、キーボードは外していません)。
この状態からキーボードを外すと、下図のようなインターフェイスに変わります。
ご覧いただくと分かりますが、大幅にツールが減っているのが分かります。
デフォルト設定では、左側上から[選択ツール][描画ツール][横組み文字ツール][長方形フレームツール・楕円形フレームツール][長方形ツール・楕円形ツール・多角形ツール][取り消し][やり直し][削除]、右側上から[塗りと線のカラー][線][揃えと分布][不透明度][テキスト][CC Libraries][コンテキストメニュー]の各パネルが並んでいます。
では、新規ドキュメントを作成してみましょう。[ファイル]メニューから[新規ドキュメント]を選択すると、下図のような画面が表示され目的のサイズを選択できます。もちろん、サイズを指定することもできます。
[横組み文字ツール]を選択したら、指でドラッグしてテキストフレームを作成すると、自動的にダミーテキストが入力されます(下図)。もちろん、[テキスト]パネルを使用して、テキストの設定も可能です。また、テキストフレーム右側に表示されるスライダーを利用して文字サイズを変更することも可能です。
今度は[楕円形ツール]でオブジェクトを描画してみます。もちろん、塗りや線に対してカラーや線幅を指定できます(下図)。なお、CMYKとRGBでのカラー指定が可能です。
画像も[CC Libraries]パネルを使用して配置することができます(下図)。もちろん、サイズ調整やトリミングも可能です。
作成したドキュメントは[保存]ボタンをクリックすれば保存できます。
なお、タブレットモードでは下図のようなタッチなジェスチャーを使用できます。