日本時間2015年12月1日に2015.2リリース(11.2.0.99ビルド)が配布開始されました。
InDesignをアップデートし、起動すると下図のような画面が表示されます。
最近使用したファイルやAdobe Stock、ラーニング等が表示されており、最近使用したファイルをすぐに開くことができます。また[CC Libraries]や[プリセット]にもアクセスでき、[新規]ボタンや[開く]ボタンも用意されています。
では、画面右上の[スタート]のボタンをクリックしてみましょう。すると、ワークスペースが表示され、現在[スタート]が選択されているのが分かります(下図)。
ワークスペースを他のものに変更してみると、最近使用したファイルやAdobe Stock、ラーニング等は表示されなくなることから、最初の画面はワークスペースが[スタート]の時のみ表示されることが分かります(下図)。
では、[環境設定]の[一般]を見てみましょう(下図)。
新しく[開いているドキュメントがない場合、「スタート」ワークスペースを表示]という項目が追加されているのが分かります。この項目は、デフォルトでオンになっており、これにより、自動的に[スタート]のワークスペースが反映されたというわけです。
では、その下の項目[ファイルを開く時に「最近使用したファイル」ワークスペースを使用]をオンにしてみましょう(デフォルトではオフ)。
この項目をオンにした場合、何らかのドキュメントを開いた状態から別のドキュメントを開こうとすると、[最近使用したファイル]パネルが表示され、最近使用したファイルをすぐに開くことができます(下図)。ただし、ドキュメントを何も開いていない場合には、[最近使用したファイル]パネルは表示されません。
ちなみに、デフォルトではアプリケーションフレームがオンになっていますが、これが嫌な方は[ウィンドウ]メニューから[アプリケーションフレーム]を選択してオフにします(下図)。
すると、これまで通り、アプリケーションバーでの表示に変更することができます(下図)。