【command(WindowsはCtrl)+p】で出てくるプリントダイアログには下図のように色々な項目が用意されています(AdobePS8.7.2使用)。
その中でもInDesignのみにあるパネルは次の6つです。
- 詳細ページコントロール
- カラー
- 拡大/縮小
- グラフィック
- トンボ
- トラップ
ただ、中にはいくつか重複する項目がありますので、ご注意下さい。例えば、プリントするページ範囲は、[詳細ページコントロール]と[一般設定]で指定できますが、両方に違ったページ範囲を指定すると下図のようなアラートがでます。
他にも、以下のような様々なアラートが出る場合があります。
設定が重複する項目のいくつかを簡単にまとめてみました。
- [一般設定]パネルで指定したページ範囲は無視される。
- [レイアウト]パネルの[ページ/枚]オプションは、[詳細ページコントロール]パネルの[見開き印刷]オプションと一緒に使用できず、無視される。
- [用紙設定]ダイアログの拡大縮小の設定は無視される。
- [拡大/縮小]パネルの[タイル印刷]と[レイアウト]パネルの[両面に印刷]を両方選択するとアラートが出る。そのまま実行すると[両面に印刷]が無視される。
- [用紙設定]ダイアログの[製本]オプションと[詳細ページコントロール]の[見開き印刷]オプションは競合する。
- [PostScript設定]パネルの[フォントデータ]オプションを無視するので、[グラフィック]パネルの[フォントのダウンロード]で設定する。
その他、詳しいことはユーザガイドの12章をご覧下さい。