InDesign CSでは新しく分版パレットが搭載されました(下図)。このパレットでは、出力前に各版の状態をチェックすることができます。
![](https://study-room.info/archives/001/201004/4bd8e042a3116.gif)
各版を表示するには、[表示]に[分解出力]を選択し、目的の版の目玉アイコンをクリックすることで表示の切り替えができます。
![](https://study-room.info/archives/001/201004/4bd8e0a4f1324.gif)
上図はCMYKの各版を表示させた状態ですが、パレットメニューから[単数プレートで黒を表示]のチェックを外すと、各版のカラーで表示されます(チェックが入った状態だと、各版を単独で表示させた場合、各版とも黒で表示されます)。また、特色使用の場合には、パレットに特色名も表示され、特色もプレビュー可能です。ちなみに、配置画像がRGBの場合でも分版表示は可能で、その場合、CMYKに変換された状態でプレビューされます。
なお、カラーマネージメントが無効になっている場合に、パレットメニューから[黒を脱色]を選択すると、リッチブラックと比較して、印刷時に黒がどのように見えるかも視覚化できます。
![](https://study-room.info/archives/001/201004/4bd8e042b1b6e.gif)
また、[表示]に[インキ限定]を選択し、「%」を入力すると(上図)、総インキ量がその%を超えている箇所を赤でハイライト表示します(下図)。
![](https://study-room.info/archives/001/201004/4bd8e042c05cc.gif)