InDesign CS5では、新しく[Mini Bridge]パネルが追加されました(下図参照)。
※[ウィンドウ]メニューから表示/非表示が可能です。
これまでもAdobe Bridgeというアプリケーションがあり、Bridge上から画像やテキストを配置していた方も多いかと思いますが、難点は別アプリケーションになっているため、アプリケーションの切り替えが発生するという点。つまり、BridgeからInDesignドキュメント上にファイルをドラッグすると、一度InDesignをアクティブにしてから、配置を実行する必要があったわけです。
Mini Bridgeは、Bridgeの機能を利用していますが、InDesign内のパネルとして動作するためアプリケーションの切り替えをする必要はありません。
※Mini Bridgeは、Photoshop CS5やInCopy CS5にも搭載されています。
※[Mini Bridge]パネルにInDesignオブジェクトをドラッグして、スニペットファイルを作成することもできます。
配置する画像やテキストを参照したい場合には、[Mini Bridge]パネルの[ファイルを参照]ボタンをクリックします(下図)。
これにより、目的の場所に置いたファイルを指定することができます。もちろん、ホームや最近使用した項目を表示させたり、Bridgeを起動することもできます(下図)。
また、コンテンツの表示サイズや表示方法も変更可能です(下図)。さらには、特定のラベルやレーティングされた項目のみを表示するといったこともできます。
なお、[Mini Bridge]パネルの表示は、[設定]の[アピアランス]画面から外観を変更することができます(下図)。