ドキュメントを作成する場合に、デザインや用途によっては横向きのオブジェクトを作成しなければならないケースもあるかと思います。ただ、横向きのオブジェクトを作るのは意外とやりにくいので、通常の向きで作成したものを90°回転させて作業している方もいらっしゃるかと思います。
InDesign CS4では、ページの回転が可能となりました。
![](https://study-room.info/archives/001/201004/4bd6756726160.gif)
ページを回転させるには、目的のページ(上図)を選択し、[ページ]パネルから[スプレッドビューを回転]から目的のものを選択します(下図)。
※[表示]メニューの[スプレッドを回転]から目的のものを選択してもかまいません。
![](https://study-room.info/archives/001/201004/4bd6756748436.gif)
すると、ページが指定した向きに回転します。下図は「90°時計回り」を実行した状態です。
※回転はスプレッド単位となります。
![](https://study-room.info/archives/001/201004/4bd6756774356.gif)
なお、[ページ]パネルでは、回転させたスプレッドに下図のようなマークが表示されます。
![](https://study-room.info/archives/001/201004/4bd6756796637.gif)
なお、下図は任意のオブジェクトを選択した際の回転前の[変形]パネルの表示と、「90°時計回り」に回転させた時の[変形]パネルの表示です。当然ですが座標値の数値は変わります。慣れないと表示される数値に戸惑う場面もあるかと思いますので注意してください。
![](https://study-room.info/archives/001/201004/4bd67567a5097.gif)