InDesignとInCopyでやり取りを行う際に便利なのが、注釈の機能です。これにより、デザイナーとライター・編集者間でのコミュニケーションを取りやすくなります。
上図はInCopy CS2のツールパレットですが、文字ツールの下に注釈ツールが用意されています。
この注釈ツールを選択し、テキスト上をクリックすると(上図)、注釈アンカーが表示され、[注釈]パレットが表示されます(下図)。
あとは[注釈]パレットに注釈内容を記述すればOKです(下図)。なお注釈を削除したい場合は、注釈アンカーを削除します。普通の文字と同じように削除が可能です。
※ただし、注釈機能自体はAcrobatほど高機能ではありません。今後のバージョンに期待したいところです。
他にもテキストを注釈に変換したり、注釈をテキストに変換するといったことも可能です。注釈に関する操作は[注釈]パレット、および[注釈]メニュー(下図)から行います。