Adobe BridgeはPhotoshopのファイルブラウザが独立して、さらに高機能になったものです。InDesignでは、元々ファイルブラウザからのドラッグ&ドロップによる画像配置が可能でしたが、もちろんBridgrからも可能です。Bridgeはウィンドウ右上の[コンパクトモードに切り替え]ボタンをクリックすることでコンパクトモードに切り替わります。すると他のアプリケーションがアクティブの状態であっても、デフォルトでは常に最前面に表示され、あたかもそのアプリケーションのパレットの1つのように使用することが可能です(下図)。
※下図赤枠部分のボタンをクリックすることで、フルモード・コンパクトモード・ウルトラコンパクトモードへの切り替えが可能です。なお、Bridgeのウィンドウ右上の▼マークから[コンパクトウィンドウを常に手前に表示]をオフにすると、他のアプリケーションがアクティブの時は、最前面に表示されなくなります。
画像を配置する際には、Bridge上で目的の画像を選択し、InDesignのドキュメント上にドラッグ&ドロップすればOKです(下図)。もちろん、複数画像を一度に配置することが可能です。
選択した画像が、左上を基点に少しずつずれて配置されます(下図)。
画像の配置方法は色々ありますが、Bridgeからの画像配置は手軽で簡単なのでお勧めです。ただし、複数ページあるPDFを配置する場合には、ファイルメニューの配置コマンドを使用しましょう。Bridgeやデスクトップからのドラッグ&ドロップでは、目的のページを指定しての配置はできません。