[レイアウト]メニューには[レイアウト調整]という項目があります(下図)。これは、すでに制作しているドキュメントを途中でサイズ変更する場合や、同じ内容で、いくつかのサイズのドキュメントを制作する場合に使用する機能のようです。
吸着の範囲
レイアウト調整で、最も近いマージンガイド・段組ガイド・ページ枠にオブジェクトをどれだけ近づけて整列させるかその数値を入力します。
グラフィックとグループのサイズ変更を許可
レイアウト調整で、グラフィックやフレームのサイズが変更されます。オフの場合は、移動はしますがサイズは変更されません。
定規ガイドの移動を許可
オンにすると定規ガイドが移動します。
定規ガイドの揃えを無視
レイアウト調整で、定規ガイドの位置が不適切な場合に、選択します。
オブジェクトとレイヤーのロックを無視
ロックされたオブジェクトを再配置できるようにします。
※詳細は、ユーザガイドP.79~81参照。
例えばB5で作ってあるドキュメントをA4に変更する場合、まず[レイアウト調整]ダイアログで[レイアウト調整を使用]にチェックを入れ、必要な項目のチェックをオン・オフします。次に[ファイル]メニューから[ドキュメント設定...]を選択します(下図参照)。
次に[ドキュメント設定]ダイアログで[ページサイズ]にA4を選びます。
これでレイアウト調整されたドキュメントに変更する事ができます。
下図はB5からA4にレイアウト調整したものです。
完全に位置関係を保ったままレイアウト調整されるわけではないですので、ある程度調整が必要のようです。「初めから作り直すよりは、手間がかからない」ぐらいに考えておいた方がいいかもしれませんね。