InDesign CS5では、新規ドキュメントを作成する際に[ドキュメントプロファイル]で「プリント」と「Web」のいずれかを選択することが可能となりました(下図)。
「プリント」を選択した場合にはこれまでと同じですが、「Web」を選択した場合にはピクセルでページサイズが指定可能になり、また[スウォッチ]パネルや[カラー]パネルもRGBベースとして表示されます(下図)。
InDesignは印刷物を制作するソフトウェアですので、「Web」モードが付いたことは歓迎されないかもしれませんが、SWFやEPUBなど、クロスメディアを意識した場合には必要となってくるのかもしれません。
なお、「プリント」と「Web」のどちらを選択した場合でも、CMYK・RGBのいずれも使用することが可能です。誤った運用をしないよう気を付けて作業するようにしましょう。