InDesign CS3となり、パレットの機能が大きく変更されました。CS2では、パレット類をモニター画面の左、または右に格納することができましたが、CS3ではできなくなっています。代わりにCS3ではパレットがアイコン化されました(下右図はデフォルトの起動状態です)。
そして、このアイコンはサイズの変更が可能です。右図のAの部分を左右にドラッグすることで、アイコンサイズが変わります。一番右までドラッグすればアイコンのみのサイズまで小さくなります。
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パレットを使用したい時には、クリックすれば、そのパレットが通常のサイズのパレットとして飛びだしてきます。下図はアイコンをクリックして、パレットを表示させた状態です。
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さらに、Bの部分をクリックすれば、従来のようなパレットとして使用することもできます。また、パレット類はモニターの端にある状態では、縦にひとつながりのパレットとしてまとめることもできます。その場合、パレットよりも一回り大きなグレーの表示で繋がっているのが分かります。これをフローティングパネルと呼び、縦に2列、3列と増やしていくことも可能です。ちょっと言葉では説明しにくいですが、実際に試していただけると分かりやすいかと思います。
さらに、パレットをマウスで移動させる際には、パレットが半透明で表示され背景が見えるのもなかなか面白いと言えます。今回のCS3では、 InDesignだけでなく、Photoshop、Illustrator、Flashにおいて、フローティングパネルが採用されています。