InDesign 2.0では、線種に「ベタ」「点線」「二重線」しかありませんでしたが、CSでは線種がかなり大幅に増えました(下図)。また、[種類]に点線等を選択した場合は、[間隔]にもカラーの適用ができるようになっています。
[線の位置]を選択できるようになったのも、非常に便利です(上図赤枠)。下図は、線幅0mmの正方形に、線幅を設定したものです。[線の位置]に何を選択しているかで、線のどこを基準に太らせるかを制御することができます。
[線]パレットのパレットメニューから[線種]を選択すると、[線種]ダイアログが開きます(下図)。
ここで[新規]をクリックすると、[新規線種]ダイアログ(下図)が開き、オリジナルの線種も作成可能になりました。これらの線種は、保存や読み込みも可能です。
CSにデフォルトで用意された線種や、オリジナルで作成した線種は、表などにも適用可能です。また、矢印機能も改善されています。
上図は線に矢印を適用したものですが、2.0では元の線よりも矢印の分だけ線が長くなってしまいますが、CSでは元の長さを保ったまま、矢印が設定できるようになりました。