InDesign CSでは、デフォルトでの表示画面が大きく変更され、コントロールバー(下図)が搭載されました。コントロールバーは、QuarkXPressのメジャーパレットのようなもので、ツールを持ち替えたり、何を選択しているかでコントロールバーに表示される内容は動的に変化します。
またデフォルトでは、コントロールバはモニタ上部に表示されていますが、フライアウトメニューから位置を変更することも可能です。
- 上部で結合:モニタ上部に表示させる
- 下部で結合:モニタ下部に表示させる
- フロート:モニタ中央に表示され、自由な位置に配置可能
となっています。
またパレット類も、新しい考え方が取り入れられ、モニタの左右の端に格納が可能となっています。
上図のようにタブの部分をクリックするとパレットが飛び出し、もう1度クリックすると、引っ込みます。
そのままタブをドラッグすれば、これまでのようなパレットにすることも可能です。
ちなみにモニタを2台使用している場合は、2台のモニタの左右、計4箇所に格納可能です。
また意外と便利なのが、パレットの切り替えボタン(最初の2つのキャプチャの赤枠部分)です。
このボタンをクリックすると、現在選択中のオブジォクトに関係するパレットの表示・非表示がワンクリックで切り替えられます。
たとえば、テキストを選択中の場合は、[文字]パレットや[文字スタイル]パレットが表示されます。