文字ツールを選択し、テキストフレーム上でダブルクリックすると、ダブルクリックした位置の単語が選択できます。漢字、ひらかな、カタカナ、約物、欧文がそれぞれ単語として選択されます(下図)。
なお、トリプルクリックすると、その行全体、4回連続クリックすると、段落すべてのテキストが選択できます。
また、任意のテキストを選択している際に、shiftキーを押しながら左矢印キー(または右矢印キー)を押すと、その方向の文字が1文字づつ選択されます。下図は、右矢印キーを2回押した状態です。なお、反対方向の矢印キーを押すと、1文字づつ選択が解除されます。
ちなみに、shiftキーを押しながら上矢印キー(または下矢印キー)を押すと、選択していた文字の1行前(または後)の位置まで1行分選択されます。下図は、「とかくに」を選択していた状態で、shiftキーを押しながら上矢印キーを押したものです。
なお、選択していた文字の前後の文字を両方選択したい場合には、shiftキーを押しながら左矢印キーを押した後、一度shiftキーを離し、またすぐにshiftキーを押して右矢印キーを押します。下図は、「窮屈」という単語を選択した状態から、前後の文字を1文字づつ追加選択しています。
また、テキスト中にカーソルを置いた状態で、commandキー(WindowsはCtrlキー)を押しながら左矢印キー(または右矢印キー)を押すと、単語単位でカーソルが移動していきます(下図)。