InDesign CS5では、[ツール]パネルに新しく間隔ツールが搭載されました(下図)。
※ショートカットは【U】です。
![](https://study-room.info/archives/001/201005/4be16ff1ac797.gif)
その名の通り、オブジェクトとオブジェクトの間隔をつかんで調整(移動)できるツールです。基本的に間隔サイズはそのままで、オブジェクトのサイズを変更するツールです。間隔ツールを選択したら、調整したい間隔の所にマウスポインタを移動させます。すると、マウスポインタの表示が下図のようなアイコンに変化するので、ドラッグして間隔を調整(移動)します。この時、複数の同じ間隔で並ぶオブジェクト間にマウスポインタがあると、一度に複数の間隔の調整(移動)も可能です。どの間隔が調整されるかはグレーのハイライトで確認できます。
![](https://study-room.info/archives/001/201005/4be171245e59a.gif)
![](https://study-room.info/archives/001/201005/4be16ff1ebfd6.gif)
![](https://study-room.info/archives/001/201005/4be16ff1f11dc.gif)
なお、マウスをドラッグ中に以下のキー操作をすることで、異なる動作を実現できます。
shiftキー:同じ間隔で並ぶオブジェクトが複数ある場合、すべての間隔が調整されてしまいます。特定の間隔のみを調整(移動)したい場合にはshiftキーを押してからドラッグします。
![](https://study-room.info/archives/001/201005/4be16ff21eded.gif)
command(Windowsはctrl)キー:オブジェクトとオブジェクトの間隔を移動するのではなく、間隔自体のサイズが調整されます。左(下)方向にドラッグすると間隔は狭まり、右(上)方向にドラッグすると間隔は広がります。
![](https://study-room.info/archives/001/201005/4be16ff2437de.gif)
option(Windowsはalt)キー:オブジェクトと間隔のサイズを変更するのではなく、オブジェクトサイズも間隔もそのままでオブジェクトをドラッグした方向に移動させます。
![](https://study-room.info/archives/001/201005/4be16ff2681cc.gif)
なお、選択ツール使用中に【U】キーを押すことで、一時的に間隔ツールに切り替えることもできます。