第33回勉強会の開催が決定しましたのでお知らせいたします。セミナー(および懇親会)参加希望者の方は、「勉強会お申し込み」ボタンからお申し込みください。

なお、セミナー終了後にその場で交流会を開催させていただきます。日頃、同業他社の方と話をする機会が少ない方も、ぜひ交流を図って情報交換等をしていただければと思います。

■勉強会
日 時:平成26年8月30日(土)14時00分〜18時45分
    【セミナーは14時〜18時、交流会は18時〜18時45分を予定しています】
    (13時30分より受付開始)
会 場:ウインクあいち 小ホール
    〒450-0002 名古屋市中村区名駅4丁目4-38
    JR名古屋駅桜通口からミッドランドスクエア方面 徒歩5分
    ユニモール地下街 5番出口 徒歩2分
定 員:150名
受講料:2,000円(希望者には領収書を発行できます)

■内容(予定)
Session 1:明日からすぐに使える、タイポグラフィ技法
タイポグラフィはグラフィックデザインにおいて、最も重要で、最低限抑えなければならない基本分野です。近年、フォントの開発秘話や著名なデザイナーの参加によって注目を集め、人気コンテンツとなっています。そして、様々な技法書やデザイン雑誌で基本的な技法や決まり事が紹介されています。しかし、「その先」の内容はほとんど見ることができません。
かっこよく書体を使いこなすにはどうすればよいか、良い書体とは何かをはじめ、どのウエイトを用意すればよいのか、モリサワパスポートなどの年間ライセンスに入る予算がない場合の対処法、フォントの弱点を補い、表現のバリエーションを増やす合成フォントの効果的な使い方等々。実例を交えながら、これまで本やセミナー等では触れられてこなかった、現場で培ったタイポグラフィの「ここだけの話」を日本語デザイン研究会[中部]の2人がお伝えします。


スピーカー:加納 佑輔 氏(株式会社ソウサス
グラフィックデザイナー/ 株式会社ソウサス意匠部部長。
総合ブランディング事業の企画・デザイン全般を担当。特にウェブデザインの分野では「ウェブは書物である」をモットーに、書物で培われた日本語タイポグラフィの技術をウェブに落とし込んだサイトを多く制作。またデザイナーとして地域に密着した活動も展開している。日本語デザイン研究会[中部]主宰。


スピーカー:的場 仁利 氏(株式会社駒平キウブ商事
創業270年—株式会社駒平キウブ商事「駒屋」企画開発部デザイン室室長。結婚式の引き出物として知られる「鯛の形のお砂糖」を考案した老舗企業で、ブランドの若返りに取り組む。美容院チェーン本部でのデザインの経験と、出版印刷の管理の経験を生かし日本語の文字を大切にしたブランディングを展開している。デザイナー、ライター、講師、コーチ。(公社)日本印刷技術協会認証DTPエキスパート、(一財)日本ライフセラピスト 財団認定ライフコーチ。



Session 2:コミュニケーションを機能させる ─擬人化のメソッド─
デザインは、コミュニケーションそのものです。

「あの商品、おじさんくさいよね?」
と若い女の子が言っていたとします(よくありますよね?笑)。
それは、商品の人格がおじさんなのです。
おじさんのままでは、商品は何をメッセージしても響きません。
まずは、若い女の子に共感させられる「人格」にならないと話を聞いてくれないのです。

企業も商品もサービスも、「人」と同じです。

デザインする前に、どのような「人格」に決めることで、
アウトプット(書体、コピー、色、写真、レイアウト、紙質、、、)は何も悩むこ
と無く、機能するコミュニケーションにすることができるのです。

今回、世の中に出ている私がデザインした事例を踏まえ、
デザインの「人格化」の仕方のいくつかと、
その機能についてお話しできればと思います。


デザインで企業や商品に「人格」を与えることで、
機能するアートディレクションにすることができます。


スピーカー:小杉 幸一 氏(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
武蔵野美術大学卒。
東京ADC賞、JAGDA新人賞、NYADC賞、カンヌ国際広告祭<DESIGN部門>GOLD、ACC賞、ADFEST グランプリ、JRポスターグランプリ最優秀賞、ギャラクシー賞、インタラクティブデザインアワード、Spikes Asiaなど国内外数多く受賞。JAGDA会員、TDC会員。

主な仕事に、
KIRIN「一番搾り」ブランドコミュニケーション、SUZUKI「HUSTLER」、特別展「ガウディ×井上雄彦」アートディレクション、パルコ「パルコアラ」、「東京国際映画祭アートディレクション」、キリンビバレッジ「キリンレモン」などがある。


■タイムテーブル(予定です)
14:00〜14:05 ごあいさつ
14:05〜15:25 Session 1:明日からすぐに使える、タイポグラフィ技法
15:25〜15:40 休憩
15:40〜16:15 プチセッション
16:15〜16:30 休憩
16:30〜17:50 Session 2:コミュニケーションを機能させる —擬人化のメソッド—
18:00〜18:45 交流会

■懇親会(交流会の後、席を変えての飲み会となりますので、希望者のみ申し込んでください)
時間:19時00分頃〜
場所はセミナー会場近くの居酒屋を予定しています。料金は実費です。
詳細が決まりましたら、後程お知らせいたします。

■お願い
※勉強会が近づきましたら、参加者には受講票をメールさせていただきます。
 セミナー当日はプリントして受付にご提示ください。
※当日はネームタッグをご用意いたしますので、名刺を1枚お持ちください。
※USTREAMでの中継や動画撮影は禁止とさせていただいております。
※キータイプの音が気になる方もいらっしゃいます。
 セミナー会場でパソコンを使用する際には、回りの迷惑にならない範囲でご使用ください。

※セミナーは先着順にて受付し、定員に達ししだい受付を締め切ります。
※重複してお申し込みはできません。
※部屋の温度調整は行いますが、座る場所によっては寒いといったケースがあるかもしれません。ひざ掛けやカーディガン等をお持ちいただくと良いかもしれません。
※申し込みのキャンセルや申し込み内容の変更、ご質問等がありましたら、「お問い合わせ」ボタンからご連絡下さい(その際には登録番号をお知らせください)。