InDesignの2024年7月リリース(バージョン19.5)において、新しく[ヒストリー]パネルが登載されました(下図)。
ドキュメントを開いてから行った操作が[ヒストリー]パネルに記録され、行った操作の取り消しややり直しを簡単に実現可能になりました。なお、パネルメニューから手順を1段階進んだり、1段戻ったりも可能ですが、目的の項目を選択すれば、その時の状態に戻すことができます(下図)。基本的な使い方は、PhotoshopやIllustratorと同じです。
(2024.10.4追記)
なお、新規ドキュメントでは、保存するまでの履歴は作られません。また、保存したドキュメントを開いても以前の履歴は表示されません。
ちなみに、commandキー(WivdowsはCtrlキー)を押しながら、[InDesign]メニュー→[InDesignについて]を実行すると、[Adobe InDesignコンポーネント情報]が表示され、いつ、どんなバージョンで保存したかを[ドキュメントヒストリー]で確認できます(下図)。