InDesign 2.0

No.59 OpenType機能 その2

InDesign 2.0Jでは、OpenTypeFontが持つ様々な機能を利用することができます。
OpenTypeFontを使用する利点として、
「ダイナミックダウンロード(プリンターフォントがいらない)」
「文字数が拡張されたため、外字フォントを使用したり、作字をしたりといった手間が減る」
などが言われていますが、これ以外にも[OpenType機能]を利用することで様々なメリットを受けることができます。OpenType機能については、Study Room 2.0J No.19でもふれましたが、InDesignでは、スタイルの[OpenType機能]の項目にチェックを入れる事でも、簡単にOpenType機能の恩恵を受けることができます。



例えば上図のようなテキストがあるとします。このテキストの欧文のみをイタリックにしたい場合、これまでは合成フォントで欧文部分にイタリックのフォントを指定することが多かったのではないでしょうか(テキストが少ない場合は、1つずつイタリックのフォントを指定していたかもしれませんが…)。こういった場合、[OpenType機能]を利用することで、簡単に欧文のみをイタリックに変更できます(下図)。



[段落スタイル]または[文字スタイル]の[OpenType機能]の「欧文イタリック」にチェックを入れ、テキストに適用するだけで簡単に欧文のみイタリックにすることができます(下図)。



OpenType機能を使用するこの他の方法は、
 [字形]パレットから目的の機能を選択・入力する
 [文字]パレットの[OpenType機能]から目的の機能を選択する
などがありますが、テキストが多い場合には、スタイルの[OpenType機能]を利用するのが最も便利です。

その他のOpenType機能の一部をご紹介いたします。
下図は「任意の合字」を使用したもの



下図は「分数(斜線)」を使用したものです。



これらの機能はOpenTypeFontの持つ機能の一部ですが、その他にもInDesignを使用することで、様々な機能を簡単に使用することができます。
OpenTypeFontの持つ様々な機能については、ワークスコーポレーションの「DTPフォント完全理解!」がお勧めです。OpenTypeFontはもちろんOCFやCIDなどのフォントについても詳しく書かれていますので、フォントについて勉強したい方にはお勧めの1冊です。