InDesign 1.0

No.74 ドキュメント間でページをコピーする

ドキュメントページ又はマスターページを別のドキュメントにコピーする方法を試してみました。コピーする方法は簡単で、コピー元とコピー先のドキュメントを2つとも開いておき、コピー元の[ページ]パレットでコピーしたいページまたはマスターページを選択した状態で、コピー先ドキュメントのウィンドウへそのままドラッグすれば、コピーされます(下図参照)。



すると、コピー先のドキュメントの最終ページの後に、ドラッグしたページが追加されます。
残念なのは、
・一度に複数ページをコピーすることができない
・片面ページだけコピーしたくても、見開きページでコピーされてしまう
・単ページで作成したドキュメントと見開きページで作成したドキュメント間ではコピーができない
といった事でしょうか。
2番目の「片面ページだけコピーしたくても、見開きページでコピーされてしまう」は、不要ページを削除すれば良いのですが、あとの2つは改善されると有難いです。

それでは、ページをコピーした場合に「移行される要素」「移行されない要素」「移行時に変化する要素」のそれぞれに分けて考えてみたいと思います。

●移行される要素
・グラフィックとリンク情報
・画像に含まれたプロファイル(コピー先のドキュメントに存在しない場合に移行されます)
・連結されたテキストフレームおよびフレームグリッド(指定したページ以外のテキストは移行されません。つまりコピー元のページ内に表示されているテキストのみがコピーされるということです)
・ルーラガイド
・ペーストボード上のアイテム
・InDesignで作成されたオブジェクト

●移行されない要素
・マスターページ上のアイテム(ローカルオーバーライドされた項目は移行される。ちなみに、移行されたページには、マスター「なし」が適用されます)
・セクション情報

●移行時に変化する要素
・レイヤー(コピー元とコピー先で同じ名前のついたレイヤーは、ひとつのレイヤーとして結合される)
・カラー(コピー元とコピー先で同じ名前のカラーが存在する場合、その名前に番号が追加されたものが新規カラーとして[スウォッチ]パレットに追加される。例えば、両方のドキュメントに「blue」というカラーが存在した場合、コピー元の「blue」はコピー先では「blue2」となります)
・スタイル(コピー元とコピー先で同じ名前の文字スタイル・段落スタイルがある場合、コピー先のスタイルが適用されてしまう)