| No.37 InCopy CS2との連携 その2 (2006.1.18) |
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| 「InDesignからスタートするワークフロー」は、まずInDesign上でデザインレイアウトを作成し、出来あがったレイアウトに対し、ライターがテキストを記述するというものです。雑誌等で一般的に行われている先割りと呼ばれるワークフローです。今回は「InDesignからスタートするワークフロー」について記述していきたいと思います。 まず、デザイナーがInDesignでドキュメントを作成します。サンプルとして下図のようなドキュメントを作成しました。3つのブロックの各記事を3人のライターさんに書いていただくという設定で説明していきたいと思います。。
プレースホルダフレーム:ライターに割り当てたいコンテンツのみを書き出したい場合に選択します。この場合、他のコンテンツはフレームを表す四角(またはその他の形状)として空の状態で表示されます(見開き単位)。 アサインされたスプレッド:割り当てたいコンテンツを見開き単位で書き出したい場合に選択します。割り当てしないコンテンツであっても、同じスプレッドにあるコンテンツはすべて書き出されます。 すべてのスプレッド:ドキュメントすべてのコンテンツを書き出したい場合に選択します。すべてのページが書き出されます。 ※なお[アサインするユーザ]には、そのファイルにアサインするユーザ固有のIDを入力します。すると、アサインパレットではアサインファイル名に続けて括弧で囲んで表示されます。ここで入力した名前は、情報としてのみ使用され、そのユーザに対して特別な権限や許可を与えるものではありません。通常は特に入力しなくてもOKです。(上図)
次に各オブジェクトをライターに割り当てます。 一番上のフレームグリッドとそのキャプションを選択し、アサインパレットのパレットメニューから[アサインに追加→ライターA]を選択します(下図)。 同様に、真ん中のフレームグリッドとそのキャプションは「ライターB」に、一番下のフレームグリッドとそのキャプションは「ライターC」に割り当てます。なお「ライターC」には、一番下のグラフィックフレームも一緒に割り当てておくことにします。
この際、新規フォルダを作成して保存すると便利です。一度やってみるとわかりますが、書き出されるincxファイルは割り当てするオブジェクトの数だけ書き出されます。ドキュメントすべてのコンテンツを割り当てるようなケースでは、指定した場所にものすごい数のincxファイルが書き出され、とんでもないことになってしまう場合もありえますので、新規フォルダを作成してライターごとにまとめておくのがお勧めです。
指定した保存場所には、以下のようなファイルが書き出されているはずです(下図)。 それぞれのライター用に、拡張子「.inca」のファイルが1つと、割り当てたオブジェクトの数だけ拡張子「.incx」ファイルが書き出されます。このファイルをそれぞれのライターに渡します。
※キャプション部分にもアイコンがありますが、小さいため下図では見えていません。
次にデザイナーがInDesignドキュメントを開くと、下図のようなアラートが表示されます。
※ただし、デザイナーが使用したフォントがライター側にない場合には、改行位置等がまったく同じに表示されるわけではないので注意して下さい。
InDesignから書き出されるファイルには拡張子が「inca」と「incx」のものがあります。「inca」ファイルは新規アサインを作成した場合に書き出されるファイルで、InCopy側ではこのファイルを開きます。「incx」ファイルは割り当てしたオブジェクトごとに書き出されるファイルで、リンクされたファイルとなります。つまり元となるのが「inca」ファイルで、「incx」は「inca」にリンクされたファイル構造となります。 なお、上図はInDesignのリンクパレットですが、InCopyとの連携を止める場合には、リンクされた「incx」ファイルを埋め込みます。 |
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