| No.53 『文字組み徹底攻略ガイド』の制作手順 (2004.10.15) |
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| 今回はAdobe User Summitでお話させていただいた内容について記述させていただきたいと思います。 DTPの壷のKOUJIさんが書かれた『Adone InDesign文字組み徹底攻略ガイド』の組版を私がお手伝いさせていただきました。この本のPart4を制作した時の手順をご紹介いたします。少しでも皆様の参考になれば幸いです。 まずデザインが決まった段階でダミーテキストを使用し、フォーマットとなるドキュメントを作成しました。下図はPart4の任意のページです。
まずマスターページを作成しました(下図)。
さらにPart4では、細かく5項目に分かれていますので、E-マスターを親とするE1-マスターからE-5マスターを作成しています(下図はE1-マスターです)。ちなみにF-マスターはコラムページ用のマスターページです。
また、同じフォント・サイズ・カラーのテキストであっても、前にどんなスタイルの段落がくるかによって、適用するスタイルを変更しています。
このようにして、フォーマットとなるドキュメントが作成できたら、そのドキュメントをKOUJIさんに送りました。次にKOUJIさんから原稿となるテキストをいただくわけですが、なんとKOUJIさんからは送信したドキュメントを元にタグ付けしたテキストをいただきました(下図)。
しかし、通常の作業において、著者や編集の方からタグ付きテキストをいただくという事は考えられないと思いますので、タグ付けの作業は制作側で行う必要があります。今回、タグ付けの作業はiSEDというツール(フリーウェア)で行いました。 ※iSEDは、複数のテキストに対し、一連の検索/置換の定型編集をを自動的に行うツールです。 あらかじめ著者や編集の方と、「見出しには●印を」「小見出しには▲印を」といったように打ち合わせをしておけば、iSEDのようなツールを使用してタグ付けが可能です。タグ付けされたテキストはいちいちスタイルを適用する必要がないため、効率的に作業を進められます。特に同じパターンが続くような制作物において有効です。ぜひ活用されると良いかと思います。 〈まとめ〉 今回、『Adone InDesign文字組み徹底攻略ガイド』の制作手順をご紹介させていただきましたが、InDesignを使用する上で、 「多少面倒でも、最初の段階で、マスターページ・スタイル・文字組みアキ量設定などを作り込んでおく」ことが大切だと感じています。これらのものをキチンと作成しておくことで、後々の作業はグッと楽になるのではないでしょうか。 |
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